今夜、福島大神宮の敷地内にある相撲の土俵を舞台に「第15回かがり火コンサート」が行われました。
約350年の歴史ある「松前神楽」が福島町松前神楽保存会のメンバーによって8座奏上されました。 大神宮の先代の16代常磐井武宮さんが若手後継者の育成に尽力された結果、小学生からベテラン楽人(がくじん)まで幅広い年齢構成の保存会員となり、平均年齢は道南の神楽保存会の中でも最も若い方になるのではないだろうか? 神楽の最終演目は、獅子舞です。 最高齢の楽人が舞うお獅子は、まさに生きているかの如く観客の間を舞い、大きな口でガブリと頭を咬むのです。
今年は、15回という記念の年にあたることから、瀬尾高志カルテットという東京や札幌を中心に活躍しているジャズ演奏者を招いての2部構成のコンサートとなりました。 かがり火の薪がはじけて燃える音と、日暮らしの鳴き声が、妙にキーボードやサキソフォンの音色と合って聴こえ、独得な音楽空間を創りだしました。
昨夜まで大雨だったが、天候が回復しとても良い「松前神楽とジャズの夕べ」となりました。 みなさまに感謝です ネ
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第15回かがり火コンサート