11/21(土)
今年の渡島医師会のラスト事業です。 地域の会員の先生方と医師会の常任理事の先生方との意見交換の場です。 地方での医師不足問題や、わたし達が今抱えている諸問題(レセプトオンライン化、インフルエンザへの対応などなど)を話合われました。 勤務医が疲弊しているニュースが大きく報道され、しかも開業医の収入が勤務医のそれの1.7倍もあるなどのマスコミ報道は、しっかり取材した記事なのか疑問に思います。 日医として、国民にたいして、もっときちんと会見で説明すべきです。
その後の研修会は、フロリダから昨日帰られたばかりの北大循環器科の先生による「高血圧」のお話でした。 ラットの実験モデルですが、血圧と血糖の高いラットの血管の血液動態は、流れがひどく悪くなっているが、ある種の血圧降下剤を作用させると、みるみる流れが回復していきます。 じつは、血管内被細胞のNO細胞が減弱したから流れが遅くなり、血圧が下がることでNOも増えた結果流れが回復したのです。
日頃、ちょっとした血圧上昇はおおめに見ていたが、これからは少しの高血圧でもしっかり下げた方がいいと、再確認しました ヨ
(絵手紙は松前の向日葵会の作品)