11/29(日)
道新「まど」に、札幌市の司法書士の坂東守(58)さんがCDを自主制作したいきさつの話が載っていました。
坂東さんは、札幌市内の高校卒業後、厳格な父に反発して関西の大学に進学するも、2年目で行かなくなり、東京でその日暮らしの生活を続けていたそうです。 気づくと自分だけが取り残されて、29歳になっていた。 困っている人を助けられる仕事に就きたいと、司法書士の試験に挑戦することを決意して、家を出てから初めてお父さんに手紙を出したところ、「おまえならできる。頑張れ」という返事が届いた時、胸が熱くなったそうです。 しかも、いつでも大学に戻れるようにと、8年間も大学の学費を払い続けていたということも、お母さんから聞かされたそうです。
坂東さんのお父さんは、現在 高齢者福祉施設で暮らしていて、そこを訪れるのだが、照れもあって交わす言葉も少ないといいます。 今回、CD完成後に訪れた時、背中に向かってつぶやくように言ってみた言葉がCDのタイトルにもなっています。 「ありがとう」。
坂東さんの転機になったのは何だったのだろうか? ひとは何かのきっかけで真の人生を歩むものなのでしょう カ