2011年9月17日土曜日

匠(たくみ)の音色

普段の生活から解放された時に思わず訪れるサプライズには、驚きながらも「感謝」を感じてしまいます。 それが旅先であれば尚更のことです。

雨を覚悟していたところ、夕方にはすっかり晴れ上がり、しかも野外のイベントも予定通り行われると聞き、急いで会場へ向かった。 「松谷卓のピアノコンサート」が東日本大震災文化財支援として開催された。 昨年、遷都千三百年を迎えた奈良での出来事です。

国立博物館西新館前の特設ステージでは、武田高明の空間演出も行われ、池の周りに照明のライトアップがとっても美しい。 虫の鳴き声と車の走る音の混じった会場では、とても野外とは思われない時を創ってくれました。

松谷のピアノ音は、早朝からの移動の疲れをすっかり癒してくれました。 TV番組「大改造!!劇的 ビフォーアフター」の中の挿入歌として、よく聞きなれたもので、嬉しくなってしまいました。 さらに、今大ヒットしている映画{神様のカルテ」のサウンドトラック(音楽)を担当した腕前は会場に足を運んだ観客をすっかり魅了していました。

今朝、車の中で聞いていた曲が辻井伸行の作曲したものだったから、よけいに驚いてしまった。 彼も映画「神様・・・」のエンディング主題歌を担当していますからです。 

明日はとってもいい天気になりそうです ネ