盛土遺構の竪穴住居 |
講師の遠藤先生 |
講座での驚きは、「今回の発掘で解ったことは、ここ館崎遺跡は他に比べても画期的な、超一級の遺跡である」と遠藤課長が強調したことです。ここの遺跡は地面を削ったり、住居を掘るなどして繰り返し土を盛った(盛土[もりど])結果、帯状の土手になっているのが特徴で、盛土遺構と言われるものだそうです。
縄文時代の前期後半から、中期前半にかけて、何故かかなり限られた狭い土地に、何世代にもわたって住居(竪穴住居)を立てていることが特徴ですということです。
縄文前期~中期という年代は、5000年~4500年という気の遠くなるような年数を経ているわけで、何とも不思議な気持ちになります。
出土品の説明を聞く参加者 |
海峡の向こうの青森の縄文人(三内丸山)との交流もあったのでしょうか。 ロマンです ネ