2011年12月11日日曜日

介護保険運協

「向日葵会」田辺圭子
先週の金曜日(9日)に、今年度2回目の福島町の「介護保険運営協議会」が役場で行われ、出席してきました。 

H12年から始まった介護保険制度は3年毎に見直されることになっているため来年がその節目の改正年にあたります。 委員の全員が参加した会議となり、「第5期」介護保険事業計画の進行状況など話合われました。 当然、1号被保険者介護保険料の見込みなども話題に上りました。

今年の「ふくしま町広報」にも記事が載ったことがありましたが、「介護保険は赤字・・・」というものでした。 平成22年度の決算では、単年度収支はマイナス150万円だが、実質収支はもっと多いマイナス1750万円だという内容です。 

介護給付費は総額4億3千万円余りで、介護サービスを受けたいという利用者も年々少しづつ増加してきているものの、給付費(利用者の使う金額)は予測した推計金額よりもかなり多くなってきてしまっています。 居宅(自宅など)のサービス量が増えていて、なかでもホームヘルパーサービス(生活介護、身体介護)が急増しているのが現状です。 

生活介護は、食事支度・洗濯・掃除など日常生活していくなかで是非とも必要な行為だが、自分ではどうしてもできない被保険者が一割負担でホームヘルパーに代わりにやってもらうというものです。 身体介護は、麻痺した手足のため、風呂に入れないとか、おむつ交換できない時の介助や、病院受診などで移動ができない時も介助を頼んでしてもらうことなどです。

いずれも、介助が無ければ一日たりとも暮していけない状況に置かれている被保険者が一割負担で生活していけるという制度なんですから、破たんされては困ります。 赤字が続けば、赤字解消の手段が講じられます。 財源確保は保険料金の値上げ・・・という非常手段になってしまいます。 

だが本当にそれでいいのでしょうか? 

先の「ふくしま町広報」では、急増しているホームヘルプサービスについての解説と見解を述べています。 「必要以上の過剰なサービスは自立を妨げるだけではなく、保険料増加にもつながります。 利用者も本当に必要なサービスかどうか見直してみましょう。」と、特集記事の最後を締めくくっています。 担当者の叫びに耳を傾けなければ、赤字の介護保険制度を維持していくために保険料の値上げという結果に本当になってしまいます。 

担当者達は、来年一月から介護保険の現状報告のために各町内会を廻るそうです。 しっかり報告説明を聴いて、より良い安定した制度にしていくために、町民みんなで知恵を出し合っていく必要があると思います ヨ

2011年12月6日火曜日

世界のマリモ

北海道の阿寒湖に生息している特別天然記念物のマリモが、実は渡り鳥(?)によって、主に北半球にある多くの湖に運ばれて生息しているということが釧路市教育委員会の若菜勇マリモ研究室学芸員らの遺伝子解析によって明らかになったという記事が、昨日の道新朝刊に出ていました。

つまり、日本国内はじめフィンランド、アイスランド、アメリカそしてサハリンなど34箇所の湖沼のマリモの分析から、北半球200カ所余りで生息が確認されているマリモの全てが「阿寒湖のマリモを起源とする」ということが解ったのです。 素晴らしい発見だと思います。

渡り鳥のコハクチョウやカモ類などの胃の内容物からマリモが確認されており、13万年前頃から各地へ広がったと考えられるそうです。 10年以上も前からマリモ研究をしてきた若菜さん(54)は「阿寒湖が世界中のマリモの古里ということに驚きを感じる・・・」と述べています。 きっと物凄く感慨深いものがあるということでしょう ネ

2011年12月5日月曜日

カラスの記憶

「なご美会」熊谷正春
今夕の道新の夕刊に「カラスの記憶力 人間以上?」という記事が載っている。 

宇都宮大学農学部の杉田昭栄教授らのグループが10年前からカラスの生態研究を行っているもので、今回はカラスの「色の記憶」についてまとめたものです。 一度色を識別すると、90%の確率で一年後でも同じ色を識別できるというものです。 

人間でも色彩を一年間覚えていることは難しいそうですから、カラスの優秀さ(?)がわかるというものです。 杉田教授らは、その他にも人間の男女の顔を見分けられることや、数の大小を認識出来ることも解明しているそうです。


やっぱり、そうでしたかというのが私の感想です。 と言うのも、今年ゴルフ場でパット練習している時に、カラーのニューボールを二度も立て続けにカラスに持って行かれたという事件がありました。 カラスが色を識別できるのか否かわからなかったので、頭を抱えていたが、今日の杉田教授の研究でハッキリわかりました。 

また、これもゴルフ場でのことですが、仮に持ち逃げされたボールを取り返そうとして、犯人のカラスを追いかけたり物を投げつけたりしたら、後で糞をかけられたり、頭を襲われたりするということを聞いたことがあったが、まさに人の顔を認識することもできるという今回の研究結果から十分理解できます。

カラスの能力の凄さを思い知らされた報道記事でした ネ

2011年12月2日金曜日

函館消化器病懇談会(H23)

「なご美会」熊谷正春
今年の「函館消化器病懇談会」の最後の例会が、今夜函館市内のホテルで行われた。 懇談会の忘年会も兼ねる会だったため、例年通り北大の加藤元嗣先生が講師として来函され、専門のピロリ菌関連のお話をして下さいました。 ABC検診の話です。

胃がんの住民検診(対策型)は、従来から「バリウムによるX線検査」と決まっています。 胃がん死亡率の減少効果がはっきりしている検診法は、バリウムを飲んで撮影される「胃X線検査法」だけだからというのが厚労省の言い分です。 厚労省には数多くの「○○斑会議」という名の会議があり、国民のためになる、国民に還元できる施策を決めています。 

2005年の祖父江斑会議でも「がん検診」についての決定を行っています。 その一つが、胃がんの検診については、住民の対策型として唯一「X線検査法」を推奨しています。 それ以外は、死亡率減少効果がわからないからという理由からです。

ところが、今夜の講演で加藤先生は、「広島大学の吉原先生がPG(ペプシノゲン)法でも胃がんの死亡率減少効果があるという証拠を2007年に発表している」という話をしてくれました。

Yoshihara M  et al; Scand.J.Gastroenterol 42: 760-764. 2007


この雑誌にすでに投稿していたのです。 ですから、PG法による胃がん対策型住民検診も可能であると国が認めてくれれば、自治体も直ちに採用に踏み切れるでしょう。 

今までの研究成果から、胃がんの発症にピロリ菌が関与していることは世界的に多くの研究で確認され、特に北大三内の浅香教授らの「ランセット」に発表した二次胃がんの研究によって確実に証明されたと言っても過言ではないでしょう。

道内では、今年われわれの行っている「健康フェスティバル」で小規模ながら{ABC検診」を実施しました。 来年の新年度からは福島町として「ABC検診」を実施する方向で計画が進行中です。 胃がんのリスクを検診した後、早期胃がんの発見のための二次検診としてバリウムX線検査や胃内視鏡(カメラ)検査を実施する「あたらしい胃がん検診」を構築すべきと考えます。 これからです ネ

2011年12月1日木曜日

恋するさくら

松前町の知人から『恋するさくら』という本を頂きました。 松前町が4年前から全国公募で行っている「夫婦の手紙全国コンクール」の第4回の優秀作品を載せた作品集です。

全国から3035通の手紙の応募があり、その中から最優秀賞・優秀賞の各一編、特別賞三編など計106通の手紙が納められているもので、海外(イギリス)からの作品も選ばれています。 

どれもこれも素晴らしい作品で、年代によって相手への呼び名や言葉がけの話し方、勿論物事の捉え方などの違いもわかり、ある意味で「夫婦(めおと)史」という見方もできるのではないだろうかと思います。

「夫婦の手紙」が現代社会の渇きを潤す「水」となることを願い、これからもコンクールを継続していくことを、実行委員会一同願うばかりです・・・という実行委のはじめの言葉どうり、桜の木の成長と共にコンクールも育って行って欲しいです ネ